概要
東京オリンピック開催も近づき、日本文化に対するまなざしがこれまで以上に高まり、忍者は最も注目される日本文化のひとつとなっています。国内外を問わず忍者研究も活発となり、三重大学では2012年より忍者・忍術の研究と発信に努めてまいりました。本年7月には国際忍者研究センターを設置し、忍者研究をさらに促進して日本および三重県の文化の基盤のひとつにしたいと考えております。
これらの流れをうけて、今般「国際忍者学会」設立をご提案させていただきます。本学会は、広く忍者に興味関心を抱く方々が集い、国際的・学際的研究を推進し、相互の交流・親睦をはかることを目的とし、毎年、大会の開催や刊行物の発行などを予定しております。
つきましては、「国際忍者学会」設立記念大会を下記のとおり開催いたしますので、ふるってご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
記
日 時 | 平成30年2月17日(土)~18日(日) | |||
場 所 | サンピア伊賀 白鳳の間 (三重県伊賀市西明寺2756−104 電話: 0595-24-7000) | |||
主 催 | 国際忍者学会 | |||
共 催 | 日本忍者協議会、三重大学国際忍者研究センター | |||
後 援 | 三重県、伊賀市、上野商工会議所、(一社)伊賀上野観光協会 | |||
日 程 | 2月17日(土) | |||
11時~12時 | 国際忍者学会設立総会(会則の検討・役員の選任等) | |||
12時~12時30分 | 記者発表 | |||
<昼休み> | ||||
13時30分 | 開会の辞 | 国際忍者学会会長 | ||
祝辞 | 駒田美弘(三重大学長) 鈴木英敬(三重県知事・日本忍者協議会会長) 岡本 栄(伊賀市長) | |||
14時~14時40分 | 国際忍者学会設立記念講演 金 時徳(ソウル大学奎章閣韓国学研究院教授) 「忍者文学の現在-荒山徹の忍者小説について-」 | |||
14時40分~15時20分 | 研究発表 William Reed(山梨学院大学教授) 「書から読み解く乱世を生きる術-サムライと忍者編-」 久松 眞(三重大学社会連携特任教授) 「忍者の知恵を科学的知見から垣間見る」 | |||
<休憩> | ||||
15時40分~17時 | シンポジウム「忍者の魅力-歴史・文学そして世界へ-」 | |||
司 会: | 吉丸雄哉(三重大学人文学部准教授) | |||
パネラー: | 山田雄司(三重大学人文学部教授)×多田容子(作家)×クバーソフ・フョードル(三重大学国際忍者研究センター研究員) | |||
17時~17時15分 | 日本忍者協議会報告 溝畑 宏(日本忍者協議会副会長)「忍者界の現状と課題」 | |||
17時15分 | 閉会の辞 | 安食和宏(三重大学人文学部長・国際忍者研究センター長) | ||
18時~20時 | レセプション サンピア伊賀 伊賀の間 | |||
2月18日(日) 伊賀市内巡検(希望者のみ 貸し切りバス) | ||||
9時 | サンピア伊賀出発 | |||
9時15分 | ハイトピア伊賀2階 国際忍者研究センター(荷物お預け) | |||
9時30分 | 伊賀流忍者博物館 | |||
10時30分 | 忍者ショー | |||
11時30分 | 上野城 | |||
12時30分~14時 | 昼食 崇廣堂 城下自由散策 | |||
14時30分 | 敢国神社 | |||
15時30分 | 上野市駅解散 | |||